生き方・考え

サービス残業の代償。当たり前を今一度考えてみませんか。

皆さん、働き方改革が進んでいますが、残業は減ってますでしょうか。
上司からは「帰れ」と言われるが、仕事があると帰れないですよね。

そんな時にやってしまいがちなのが「サービス残業」です。会社のために…と考えている人が多いように思いますが、実際はどうなんでしょうか。

本日はサービス残業について考えます。
最近サービス残業した方は是非読んでいただきたいと思います。

サービス残業とは?

サービス残業とは、サービスで残業をすることです。
1日8時間という労働を超えて働く場合、会社から「残業代」が支給されますが、残業代をもらわずに業務を行うことです。そのままです。

残業代の支払いは義務付けられております。
よって、会社は必ず残業代を支払う必要があります。しかし残業代を払えない会社が多いのが事実です。なんとか社員にお金を回さないとえらいことなります。

人はなぜサービス残業をするのか?

私の会社にもサービス残業している方が多くいます。
帰るのが遅くなり、自分の時間がなくなり、パートナーには嫌がられ…ではなぜ人々はサービス残業をするのでしょうか。以下のようなことが考えられます。

  1. 仕事が遅い・できないと思われたくない
  2. 残業するとその案件が赤字になる
  3. みんな残業しているから仕方なく
  4. 残業は付けるなと会社や上司の方針

会社によって違うかもしれませんが、比較的若い年代であったり、40代ぐらいの方がサービス残業をしているイメージです。

サービス残業によって生まれる代償とは?

サービス残業が会社の為だと思っている方は少なくないでしょう。
しかし、それは間違っているのではないか、と私は考えます。サービス残業をすることで生まれる代償をご紹介します。

新入社員が辞めていく

入社して少しすると、サービス残業があるのか・ないのか、分かります。
今の若い世代はお金より労働時間を重視する傾向があります。サービス残業があると分かれば他の会社を探す人も多くいます。

新入社員に断言しておきます。サービス残業が多い会社はすぐに辞めるべきだと私は考えます。そんな会社、今後どうなるか分からないです。会社の方針であれば特にですね。
※やめる際は次の会社が決まってから辞めることをオススメします。次の会社も同じようなことがないよう、事前に調査することは忘れないでください。

社員が入ってこない

少ない労働時間でこれだけの仕事がこなせると思われます。
ということは、人が入ってこないですよね。残業をきちんと付けて、会社側に「これだけの労働をするためには、残業が必要」ということを伝える必要があります。

そこで初めて会社側は「人が足りてないんだな」と知ることができます。伝えないと会社側はわかりませんよね。上司ですら仕事内容や進捗を把握してないのに、経営者に伝わらないです。

過度な評価と期待が生まれる

サービス残業をすると、その人に対する評価と期待が生まれます。
当たり前ですよね。「少ない労働時間でこれだけのことをやってくれた」と。
しかしそれは、過度な評価と過度な期待です。それにより昇格するかもしれません。そんな実力もないのに。

実力がないまま昇格するとどうなるのでしょうか。
少し考えればわかりますよね。そうです、実力がないため「評価が下がる」でしょう。 一度上にあがると、後ろには戻れません。そのポジションで上手くいかない場合、前に転げ落ちるしかないんです。

会社がブラック企業化する

上記の内容からわかるように、会社がどんどん「ブラック企業化」していきます。
家族や友達に残業の話をする際「自主的にサービス残業している」という方は少ないのではないでしょうか。仕事ができないと思われたくないからです。

すると聞いてる側はどうでしょうか。「ブラック企業やん」となります。どんどん会社の評判が悪くなっていきます。

ワークライフバランスの欠如

サービス残業に限らないですが、残業が多いと仕事と生活のバランスが崩れます。しかし、残業の対価としてお金を貰っていれば、すこし生活は充実します。サービス残業は完全にワークライフバランスが崩れます。仕事 > 生活になります。こうなるとどうなるでしょうか。考えるだけでも色々ありますよね。

  • 家庭内の環境が悪くなる
  • ストレスが溜まりやすい
  • 健康面でも心配…などなど

日本の経済にも影響する

日本は現在デフレが進んでいます。
デフレとは、①給料が減る→②お金を使わない→③モノが売れないので値下げ→④会社の売り上げが減る→①給料が減る→②お金を使わない→③…が繰り返されることです。

サービス残業をしても給料は増えません。更に時間も減ります。ということはますますお金を使わなくなります。完全にデフレが進行します。サービス残業は、少なからず日本経済にも影響しているはずです。

サービス残業を減らすには何をすればよいか?

とは言っても仕事は回らないし、仕事の納期が…。では何をすればよいのでしょうか。簡単でないことは分かっていますが、我々がやるべきことは大きく2つだと思います。

まずは意識改革

まずは、社員の皆さんの「意識改革」が必要です。
1人だけが思っていてもダメです。全員が意識改革する必要があります。
時間というのは人生おける大切なものの一つです。あなたの時間は有限だからです。無限にあるものではありません。「限りある命」です。それを無償で会社に提供するということ、今一度考えてみて下さい。

次に生産性向上

意識改革しただけでは仕事量は減りません。
そこで大事なのが「生産性向上」です。今の仕事をどうすれば効率的に回すことができるのか。生産性が向上すると、自然と残業が減りますよね。会社側も余裕が出ます。

会社側は、まず「残業せずに帰れ」ということを社員に伝えます。しかしそうではありません。社員が混乱するだけです。一番に伝えるべきは「生産性の向上を考えてくれ」です。そのあとに「無理せず帰って」です。

生産性向上は今の日本の大きな課題の一つです。日本の生産性は先進国の中でもかなり低いです。生産性を向上させなければ日本に明るい未来がありません。

最後に

仕事が早い人もいれば、仕事が遅い人もいてます。
顔が違うように、人それぞれで良いと思います。仕事以外の面で会社だったり、他の社員だったりに良い影響を与えているはずです。サービス残業でなんとか取り返そう!などと思わなくて良いのではないでしょうか。

サービス残業はマイナスになっても、トータルプラスにはならないんじゃないでしょうか。私はそう思います。できるだけ残業を減らすためにできること、皆さんも考えて、サービス残業を減らしましょう。日本の為に、会社のために、なにより自分のために!