健康・医療

血糖値スパイクとは?まずは糖尿病予備軍だと知ることから

皆さん、血糖値スパイクという言葉をご存じでしょうか。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、万病を招くといわれており、放置すると非常に危険です。

本日は、血糖値スパイクについてご紹介します。
血糖値スパイクにならないよう、対策いただけたらと思います。

血糖値スパイクとは?

食事をすると「血糖値」が上がります。血糖値が上がると「インスリン」というホルモンが分泌され、血糖値を下げます。これが基本です。
では血糖値スパイクとはどのようなものでしょうか。食事をすると、血糖値が急激に上がって、急激に下がる。このことを「血糖値スパイク」と呼びます。

正常であれば、血糖値はゆっくり上がって、ゆっくり下がるのが理想ですが、急激に上がって、急激に下がるため、グラフにすると「スパイクの針」のような形になります。よってそのような呼び名が付いたというわけです。

血糖値スパイクによる影響

糖尿病の場合、血糖値が通常よりも高い状態が続くため、健康診断などで発見することがですます。しかし、血糖値スパイクの場合、血糖値が急激に上がり、急激に下がるため、健康診断などで異常と気付かない場合が多い(健康診断は食後ではなく、空腹時にすることが多いため)です。それが非常に危険な訳ですが、放置するとどのような影響があるのでしょうか。下記のようなことが起こります。

  • 有害物質の活性酸素を発生させる
  • 体内の重要な血管が傷つけられる
  • 傷ついた血管を修復するため、血管が厚くなり硬くなる
  • 血管が詰まりやすく、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性がある
  • インスリンの過剰分泌により、がんや認知症のリスクも高まる

放置することで「死」を招く恐れもあります。
非常に危険ですので、注意して下さい。

どのような人に注意が必要?

血糖値スパイクになりやすい人がいます。
以下がなりやすい人の特徴です。当てはまる項目が多ければ危険です。
心配な方は、医療機関に相談してみることをオススメします。

  • 年齢は40~50代の男性
  • 糖尿病の家族歴がある
  • 食事は炭水化物が中心
  • 朝食を抜くことが多い
  • 満腹になるまで食べる
  • 食後に急激に眠くなる
  • あまり運動をしない
  • 睡眠が不規則で寝ていない
  • イライラすることが多い

当てはまってなくても、血糖値スパイクの可能性はなきにもあらずです。絶対はありません。これを機会に食事や生活を見直ししていただけたらと思います。

ではどうすれば良いのか?

血糖値スパイクを少しでも防ぐためにできることがあります。「これをすれば絶対にならない」ということではありませんが、少しでもならない可能性を増やすことができます。

  • 食べる順番を意識する
    野菜や海藻などを食事の最初に食べる「ベジファースト」が効果的です。食物繊維が腸の壁に膜のようなものを作ります。それにより、ブドウ糖の吸収が穏やかになります。その後は、肉や魚を食べ、お米やパンを食べるのが良いです。
  • 朝ごはんをちゃんと食べる
    空腹な時間が長ければ長いほど、食後の血糖値スパイクが大きくなります。ということは、夕食を食べて朝食を食べない場合、12時間以上間隔が空くため、昼食後の血糖値スパイクが大きくなります。
  • 食物繊維をたくさん摂る
    血糖値の上昇を穏やかにしてくれる食物繊維。意識しないとなかなか摂取することが難しいです。毎食、食物繊維が多く含まれる食材を1つでも良いので意識的に取り入れて下さい。
  • 食べた後はじっとしない
    食後に少し体を動かすだけでも効果があります。食後は胃腸に全身の血液が集められるため活発になり、糖の吸収が早まります。少し体を動かすことで、血液が分散されるため、糖の吸収に時間がかかるようになります。食後の洗い物や、軽いウォーキング程度で問題ありません。

最後に

急に食生活をガラッと変えることは難しいと思います。
1つずつでいいので、何か変えれることがあれば変えて下さい。
少しでも参考になればと思います。